日本伝統工芸職人がバギオ留学を決めた理由は?

まずはAKARIさんについて教えてください。

「箱家常吉」という大阪の木箱屋に就職し、木箱製造の職人として働いています。
今まではオンラインや百貨店の催事などの販売が中心でしたが、昨年の四月にアンテナショップをオープンしました。
大阪城に近いこともあり、海外からのお客様(主にヨーロッパ系)がお店を訪れてくれ、私たちの技術や商品に興味を持ってくださいます。ですが、英語が話せないために、海外のお客様に対して商品の説明ができない、またどう接していいのかが分からない、などの問題があったため、英語の必要性を強く感じたことから、今回のバギオ留学を決意しました。

【大阪にあるこちらのショップは古民家を改装したものだそう】
【お店を改装する際には大工さんだけでなくAKARIさんも棚づくりを手伝いました】

WALESに留学を決めた理由は?

知り合いの方がWALESを卒業されていて、とても良かったとおすすめしてくださったので。

授業はどんな感じでしたか?

マンツーマンの授業では、毎日授業のはじめに昨日あったことや、週末の予定などといった日常会話からスタートします。どの先生も私のつたない英語を理解してくれ、そして正しい文章を提示してくださいました。私にとっては、教科書の内容を進めるよりもこの日常会話がすごく勉強になったと感じています。
グループレッスンでも、他の生徒が私の知らない単語や表現をしているのを見聞きしコミュニケーションを取るので、イメージが湧きやすく、語彙力が増したと思います。

【マンツーマンクラスでは、自分の作る商品を英語で説明するフレーズなどを教えてもらいました】

講師について教えてください。

どの先生方も笑顔で接してくれました。分からない単語も、イラストや簡単な単語に言い直して分かりやすく説明してくれました。週末にオススメの観光地や、美味しい地元料理などの情報もくれたので、いつもとても楽しい授業でした。

【スクールアクティビティでは全員のまえでパフォーマンスを披露する体験も】

クラスメイトについて教えてください。

クラスメイトとは特に仲良くなりました。授業外で会っても話相手になってくれたり、お互いつたない英語ですがその中で理解し合おうとしたことが、英語を使う勇気につながったと思います。

英語スキルの伸びは感じられましたか?

当初は、今までまともに英語で会話をした経験がなく、本当に一からのスタートだったので少し不安でした。しかし、3週間という短い期間にも関わらず英語を話す勇気を会得することができました。何となくでも他国の方とコミュニケーションが取れると、こんなにも世界が広がるんだと知るきっかけにもなりました。

ルームメイト、お部屋について教えてください。

ルームメイトも皆んな親切で仲良くしてくれました。
授業を受ける時のアドバイスや自分なりの勉強の仕方も共有してくれて、とても参考になりました。
部屋も週に2回ハウスクリーナーが入ってくれるので、清潔でとても過ごしやすかったです。

休日や学習時間以外の過ごし方は?

授業終わりや休日にはバギオの観光地を巡ったり、美味しいご飯屋さんを見つけたり、カフェでのんびりしたり、街をぶらぶら歩いてフィリピンの人の生活を見て楽しんでいました。

【WALESすぐ近くにある人気ローカルレストランでの食事。日本では考えられない量にびっくり】
【仲良くなった学生たちと一緒に登山にも挑戦】

これはちょっと残念…ということがあれば。

6階の部屋でシャワーの勢いが弱いのがちょっと残念でした。

WALES卒業後の計画は?

3週間で積み重ねたものを忘れたくないので、今後も独学ではありますが、英語の勉強は続けていこうと思います。
そして、海外からのお客様に少しでも話しかけて、私達の商品のプロデュースができるようになりたいと思っています。

フィリピン(バギオ)留学を検討されている方にメッセージをお願いします!

たった3週間の滞在でしたが、友達や先生方との素敵な出会いもあり、とても充実した時間を過ごすことができました。
下手な英語を話すことが恥ずかしいと思っていましたが、何となくでもぶつけてみて、伝わった時の喜びは忘れられません。勇気を出し、留学して良かったと思います!

【担当講師へAKARIさんから手書きのイラストをプレゼント】